鰻を食す
年に1,2回7月25日前後には、柳橋こだにで鰻を食することにしている。
何時ぞやは、1時間以上列に並んだこともある。
年年鰻の不漁で値段が上がっている状況が続いている。
一昨年、たしかうな重の上が3,800円だったのが去年4,100円になっていたのに驚いたのを覚えている。今年も鰻重の上が同じ4,100円だった。
この鰻重上は、ご飯の上に2匹分の鰻のかば焼きが乗っているようで、下のご飯が見えないのである。これに山椒を振り掛け、タレを多めにかけてご飯にタレを絡ませていただく。
こだにの鰻は誠にうまい、鰻の実は厚くて柔らかく香ばしく焼けていて、タレも甘くコクがあり、温かいご飯もおいしい。
不覚にも去年は油分が濃く、あくる日腹を壊したのを覚えている。
今年は、鰻重並みにした。
三原にこのころ出張があったので、昼に三原のうなぎ屋で鰻重をいただいた。2,500円だった。うまかったが、3,900円のこだにの鰻重には及ばない気がした。
先日、体重と体脂肪率を測った。最近は、デスクワークが殆どで現場に出る機会がなかったので、1.5㎏程太っていたのをきにしていたのだが、なんと体脂肪率も28%が34%になっていたのには驚いた。今年は、少し鰻を食する機会が多かったのかもしれない。
しかし、この時期に食す鰻は、やめられない一つである。
もう一回、妻を誘ってこだにに行く予定いである。
(文/一級建築士 増田 五雄)